祖山林産は、平成11年頃より自然に近い品質と安全を追求してヤマブシタケの室内栽培に取り組んでいます。
栽培方法について
室内栽培です。厚生労働省『弁当及びそうざいの衛生規範について』に準じた施設・設備で栽培・乾燥・包装の各作業をおこなっています。
1.培土調製
4種の素材と水をブレンドしています。クエン酸、抗菌剤等は一切使用していません。
《五箇山地方広葉樹おが屑》![]() 《コーヒー出し殻》 ![]() |
《富山県産米こめ糠》![]() 《小麦ふすま》 ![]() |
《調製》![]() |
2.瓶 詰
調製した培地を栽培瓶に詰めます。
3.殺 菌
殺菌釜に入れて98度以上で殺菌します。
4.接 種
カビ菌、雑菌が混入しない衛生的環境下でヤマブシタケの種菌を植付けます。
種菌については富山県森林研究所さまで純粋培養されたものを原菌として使用しています。
5.培 養
培養室で温度/湿度/空気/照明/清浄度を管理して培養し、栽培ビンの中で、菌糸体を蔓延させます。(約20日間)
6.発生・生育
培養後、発生室へ移し、温度/湿度/空気/ 照明/清浄度を管理して子実体形成を促し、成ヤマブシタケに生育させます。(約20日間)
7.収 穫
成育したヤマブシタケを刈り採ります。その際、ヤマブシタケ成品に培地の一部が付着したままにならないように特殊器具を使って切り離します。
また乾燥ムラを少なくするために生のヤマブシタケを手で4~6個に割って乾燥します。
8.乾 燥
採りたてのヤマブシタケを乾燥します。外部と遮断した電気乾燥機の中に入れて出来るだけ自然乾燥に近づけるように、低い温度でゆっくり時間をかけて乾燥します。
※電気乾燥機を使っていますので、仕上がりがきれいなヤマブシタケです。
9.包 装
清浄度の高い環境下で衛生的に包装作業をしています。
乾燥したヤマブシタケを透明パックに入れ熱でシートを密閉包装します。
乾燥ヤマブシタケを粉末機で粉末にして計量、アルミパックに入れ熱で密閉包装します。
採りたてを専用カップに収納します。
粉末ヤマブタケを2.2g計量し、紙のティーパックに詰めます。そして、30個量をアルミパックに入れ熱でシール密閉包装します。
※ティーパックのメッシュよりほんのわずか粉末が漏出するようになっています。
お召し上がり方
(朝の起床時、食事前、就寝2時間前などに飲むと効果的と言われています。一日の目安は3g〜6g程です。)
- ティーパックのまま(ティーパック入り商品)
- 湯呑みに「ティーパック入ヤマブシタケ」を入れて、お湯を注ぎ3分ほど置いてからお飲みください。1パックで2杯(湯呑み)程度はお飲みいただけます。
- そのまま湯呑みで(粉末ヤマブシタケ)
- 湯呑みに粉末ヤマブシタケ1.5グラム(小さじ山盛り1杯)を入れお湯を注ぎ掻き混ぜてお飲みください。
- 煎じて(乾燥ヤマブシタケ)
- 乾燥ヤマブシタケ10gに対し水1ℓの割合で、約5分煎じてください。
その煎じ汁を湯呑み1杯程度。若干の苦味はありますが、飲みにくい方は緑茶、麦茶などと混ぜてお飲みください。
残った煎じ汁は、冷蔵庫で保管し、その日のうちにお飲みください。
- 食材として
- 中華四大珍味といわれています。水で戻し煮物、汁物、炒め物等にお使いください。
粉末品は味噌汁に入れてお使いいただいても結構です。
※ヤマブシタケの料理調理法については、富山県より「簡単メニュー集」が発刊されています。
こちらからダウンロードできます。